10日目は、バルセロナから、スペイン国王杯が行われる「マラガ」という地域に飛行機で移動して、国王杯を観戦します。
チケットを持っていないので、何としても当日券を買いたいです!
10日目は、バルセロナから、スペイン国王杯が行われる「マラガ」という地域に飛行機で移動して、国王杯を観戦します。チケットは当日券を購入できたので、晴れてスペイン国王杯が観戦できます。会場は厳重な警備をしていましたが、それだけ盛り上がりが期待できるということですね!
スペイン国王杯(通称コパ・デル・レイ)とは、スペイン国内のトーナメントで、トップリーグ(Liga
ACB)の上位8チームで争われます。リーグには18チームあり、その中の上位チームの対戦と言うことで毎年非常に盛り上がるそうです。近年は、スペイン国内の競技レベルが高くなったこともあり、NBAなど海外からの注目も集めている大会です。
タウ・セラミカにはアルゼンチン代表のルイス・スコラ選手がいました。キャプテンとして、チームの中心メンバーとして大声を出してチームをまとめていました。スコラを中心にチーム全体が結束して、チーム一丸となって戦っている姿勢が感じられました。
スコラはベンチにいても大声で声援を送ったり、ハイタッチでお出迎え。スコラにハイタッチされたら、ぼくの手は複雑骨折するかもしれませんね。
タウがシュートを決めると、タウ応援は大声援、サンフェルナンド応援は大ブーイング。何かプレーが起こるたびに歓声があがり、会場は大盛り上がでした。リーグ戦とは一味違う興奮でいっぱいでした。
この試合は、 タウ・セラミカ 82 - 73 カール・サンフェルナンド
という結果でタウ・セラミカが準決勝進出です。
偶然会場で発見した「ジェリー・ウェスト」さん。現役当時は、「ミスター・クラッチ」というあだ名で、土壇場に強いシューターでした。1960年ローマオリンピックメンバーとして、金メダルも獲得。その後1巡目2位でレイカーズに指名され、引退までレイカーズのスーパースター選手として活躍しました。現在はグリズリーズのGMをしています。
このNBAのロゴマークになるほど偉大な選手です。
「アメリカの父」と呼ばれるほどの人格者です。僕たちが話しかけたときも、丁寧に対応してくれました。
「どこから来たのか?」
「どうしてスペインでバスケを見ているのか?」
「どこでコーチをしているのか?」
など質問され、つたない英語で会話をしました。偉大な人と話もでき、良い思い出になりました。こういう人間的にも優れたバスケットボール選手を育てていきたいですね。
レアル・マドリードは元スペイン代表ラウル・ロペス中心にシンプルなオフェンスで的確に攻め続けました。最後まで接戦でしたが、何とかレアル・マドリードが準決勝に進出しました。
レアル・マドリード 86 - 83 グラン・カナリア
このラウル選手は、ジュベントゥのクラブ出身の選手でした。他にも何人かジュベントゥ出身の選手いて、色々なチームに所属していました。ジュベントゥが育成にかけては、非常に優れたクラブであることがうかがえました。ジュベントゥに練習見学に行けて良かったとを、ここで再認識できました。
明日は準決勝です。組み合わせは、
1試合目:DKV ジュベントゥ vs ウィンタートゥールFCB(FC バルセロナ)
2試合目:タウ・セラミカ vs レアル・マドリード
です。もちろんジュベントゥを応援します!その前に明日も当日券を買えることをねがいましょう!