練習見学3

7日目は、午前中にプロコーチによる個人指導見学と組織責任者ジョルディさんとシュート指導についての対談 (スペイン語⇔英語⇔日本語)をし、午後には別の選手の個人指導見学とスクール・クラブの練習見学をしました。今日もジョアンさんが英語で練習の説明をしてくれたので、色々な発見がありました。

 

午前・午後に約1時間半ずつ、プロコーチによる個人指導が行われていました。対象は午前中が16歳の選手、午後がトップチーム入りを目指して練習中の大人でした。細かいシュートフォームの指導から始まり、難しいステップやドリブルからのシュートなどスキルアップをねらった練習のように見えました。

昼休みには、元クラブの選手のジョルディさんとシュートの指導方法についての話しをしました。ジョアンさんが英語で解説をしてくれたので、話の内容は理解できました。指導方法としては、多くの部分で共通する点が見られました。

指導方法の共通性や個人指導の重要性が改めて確認できました。

途中でプロコーチのマルガリさんも参加し、「シュートには強い脚力が何より必要だ!」と強調していました。最後に握手をした手は非常に大きかったです。さすが元超一流選手です。

昨日に引き続きスクールとクラブを見学しました。昨日とは別のカテゴリーが練習をしていて、コーチによって練習の雰囲気やメニューに違いが見られました。ジョアンさんの説明によると、それぞれのコーチに得意な指導分野があるそうです。子どもの年代に合わせて、必要な技術を教えることが得意なコーチが担当するようにしているそうです。

カテゴリーが変わるたびに、子どもたちは色々なやり方で多様な側面を吸収できるようになっています

 

ドリルや動きの流れを工夫をすれば、子ども達に「見る」ということと「判断する」ということを習慣化することが出きるのだということが発見でした。色々なドリルに効率よく行うヒント、効果的な練習が展開できるヒントがありました。練習のねらいを考えてドリルを「創り出す」工夫が大事なのだと感じました。

 

1日中練習を見ていても飽きない、そんな長い1日でした。明日は最後の練習見学です。まだまだ奥が深そうなドリルの工夫について、少しでも発見・吸収してみせます!