4日目の午前中はスクール責任者ジョアン・ラジョさんにインタビュー。午後は下部組織責任者ジョルディ・マルティさんに2度目のインタビューをし夕方からは各年代別のリーグ戦を観戦しました。
ジョアンさんからは、クラブの指導方法やスペインのコーチライセンス制度について、子どもの育成方法、他の国との違いなどバスケットボールの指導について色々な話を聞くことができました。
ジョルディさんからはクラブの組織・運営等の環境面から、クラブの練習計画や子どもの管理法(学業・生活面)などトップチームへ向けての育成に関わる内容についての話を聞かせてもらいました。
ここのクラブでは、学業が1番重要で、成績が悪い子は練習に参加できないようです。実際に、クラブに入る実力はあるけど、学校の単位を落としたためメンバーから外された子がいるそうです。学校の成績表もコピーを提出していました。
トーナメント形式では、負けたチームは試合数が少なくなります。スペインはリーグ戦にして、どのチームも同じ試合数を行う仕組みにしています。また、クラブでの活動なので、引退や入試などでバスケから離れる時期はありません(夏のバケーションが唯一の長期休暇)。そのため、一番技術が伸びる時期にバスケを続けられます。そこは日本との違いの1つでした。
また、練習はクラブの上の年代でも週4回、低学年だと3回、それに週1回のリーグ戦です。なので、多くても週に5日しかクラブでのバスケはありません。みんな別々の学校に通っているので、もちろん朝練もありません。
明日はスペインリーグ(Liga ACB)の観戦です。地元のチーム同士の対戦と言うことで、かなりの盛り上がりが期待できます!ルディやルビオのプレーを目に焼き付けます!